親がしてしまうこと

子どもを想うあまり、親がついついしてしまうことってありますよね。そうした何気ない行動が子どものやる気や自信を奪ってしまうことがしばしばあります。
子どもがすぐには出来ないようなことを叱咤激励してやらせていませんか?本来の子どもの能力とはかけ離れたことに挑戦させることも確かにあるかもしれませんが、いつもそれでは子どもの方もたまったものではありません。まず、やる気は起こらないでしょうし、それどころか、本当はあったやる気さえ消してしまうかもしれません。
そもそも、出来ないことを無理にやらせているのに、「なぜできないんだ!」と言われてしまっては子どもの立場がありませんし、自信を失うのも当然です。次第に「僕は何をやってもダメな人間なんだ」と思い込むようになってしまうかもしれません。
勉強、スポーツなどにおいて、親はそうした傾向が大なり小なり出てしまうようです。親のNG行動の1番目はこうした無理強いかもしれません。
子どもがやる気を出してくれないと、親としては当然焦ります。しかし、そんな時だからこそ、親が無理に与えているハードルが、その子どもにとって高過ぎていないかを確認することが重要なのです。
親が高望みし過ぎていて、レベルを間違っていることもあるのです。そんな場合は子どもに素直に謝ることが大切です。親が子どもに謝れば、誤り方を教えることにもつながります。